恵方巻きを黙って食べる理由y口から離さないナゼなのかをご紹介しています!
「恵方巻」は15年ほど前はあまり知られていませんでしたが、最近では節分の時期に「豆まき」と同じくらいよく聞かれますよね。
有名な食べ方のルールとしては「1本まるごと口から離さず無言で食べる」というものがあります。
これは恵方巻を食べる途中で口を離してしゃべってしまうと、口から神様が逃げてしまうといわれているから。
他にも恵方巻きを食べ方のルールって色々あるんです^^
この記事では、「恵方巻きの食べ方」や「口から離さず、無言で食べる」というルールに着目してご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さいね!
目次
恵方巻きの食べ方はクールに!?口から離さず無言で食べるのはどうして?
恵方巻といえば、一般的には節分に「その年の縁起の良い方向をむいて、無言で口を離さず食べる巻きずし」のことを言います。
なぜ巻きずしなのかというと、「福を巻き込む」をかけてゲン担ぎをしているそうですよ^^
恵方巻きを無言で食べる意味
恵方巻きを無言で食べるのは、
「恵方巻の具は七福神にちなんで7種類入っており、しゃべると口から七福神が逃げてしまう」
という事からきています。
ちなみに七福神は七つの神様の総称です。参考にご紹介しておきますね!
- 大黒天(だいこくてん)
- 毘沙門天(びしゃもんてん)
- 恵比寿天(えびすてん)
- 寿老人(じゅろうじん)
- 福禄寿(ふくろくじゅ)
- 弁財天(べんざいてん)
- 布袋尊(ほていそん)
ちなみに、どの神様がどの具の役割というのはなく^^;具は何でも良いようです。
7種類というのがポイントという事ですね!
恵方巻きを口から離さず食べる意味
恵方巻きを口から離さず食べるのは、
食べてる間は海苔巻きの方向をずっと恵方(その年の縁起の良い方向)に向けておかないといけない
からです。
口を離すと、恵方巻は下を向いてしまいますもんね。
他にも、
- 恵方巻は切らずに食べる→恵方巻を切ると縁が切れてしまうから
- 笑いながら食べる→笑うことで福を呼び寄せるから
など良く知られている恵方巻のルールがあります。
恵方巻きの豆知識
ここで「恵方巻き」の豆知識を2つご紹介したいと思います。
1.「恵方巻き」は海苔業者がのりの消費拡大を狙って広めた
もともと恵方巻の風習はあったものの、全国的には有名ではありませんでした。
しかし、1970年代にのりを売りたかった海苔業者さんたちがこの恵方巻を宣伝し始め、1990年代に大手コンビニがそれに乗っかり全国に広まりました。
2.恵方巻きはもともと短かった
もともとの恵方巻は、現在の恵方巻のように長い海苔巻きではなく短かったんです。
それをスーパーなどが売り上げをあげるために、「長い恵方巻」や「海鮮巻き」などを販売し始めたそうですよ。
最近では「焼肉巻き」「サラダ巻き」「切ってある巻き寿司」など、バリエーションも豊富に売られているので嬉しいですよね。
家で短めの巻きずしを巻いて食べるのも、楽しくて良いです^^
調べたところ、恵方巻の食べるルールには明確なものはありませんでした。
古来からの風習というよりは、最近になって色々な文化をだんだんつけ足していってる真っ最中なんですね。
だから難しいことは考えずに、「恵方巻食べたから今年は幸せなことが起こるといいね~♬」くらいの気持ちで、恵方巻きを楽しむといいと思いますよ^^
恵方巻きの美味しい食べ方!醤油をつけるタイミングはいつ?
「恵方巻を口から離さず黙ってまるまる1本たべる。」
このルールを守ろうとする時、「え?醤油はどのタイミングでつけたらいいの?」という疑問が浮かびませんか?
最初に付けたら、最初の一口しか醤油がつけられないし・・・。
かといって、途中でつけたら口から離れちゃう……。
どうしても「ルールにのっとって食べたい!」という時は、刷毛(ハケ)で太巻きの表面に醤油を塗ってから食べてみてはいかがでしょうか。
高級お寿司屋さんに行ったら、刷毛で醤油をぬって出してくれる所もありますよね。
味が均一について美味しそうですし^^
友人に聞いたら、恵方巻を縦にして醤油を垂らして中までしみこませるという強者もいましたよ。
この場合は、食べるとき、醤油がポタポタ落ちないように注意してください 笑。
「恵方巻はもともと短かったわけだし、醤油のタイミングとか気にしなくてもいいわ。」
という私みたいな人は、好きな時に付けるのが一番おいしい恵方巻の食べ方ではないでしょうか^^
恵方巻きの食べ方と醤油をつけるタイミングまとめ
今回は、「恵方巻の食べ方」や「醤油をつけるタイミング」についてご紹介しました。
恵方巻は、比較的最近有名になった日本の習慣です。
なので、ルールは一応ありますが「正しい食べ方」というものはありません。
自分が一番納得のいく食べ方で、家族や友人と一緒に楽しんで食べるのが一番だと思います。
ちなみに我が家では、恵方巻だけではなく「サラダ巻き」や「海鮮巻き」も買ってきて切り分けて、みんなでワイワイ話しながら食べます^^
昔の人たちが私たちに様々な風習を語り継いできてくれたように、恵方巻は今度は私たちが繋いでいく新しい風習になるのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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