ニトリやカインズの珪藻土バスマットや珪藻土商品の一部にアスベストが混入していたという事で、商品の自主回収が決まっています。
カインズでは回収がはじまっていますが、ニトリではまだ回収・返金についてのアナウンスがされていません。
ですがそもそも「カインズやニトリが遠い」、「返金のためだけに行くのは面倒」「アスベスト混入のバスマットを早く処分してしまいたい」など、珪藻土バスマットを自分で捨てたい！と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこでアスベストが混入している珪藻土バスマット、珪藻土商品の捨て方・処分の仕方をまとめてみました。
参考にしてみて下さいね。
＞＞ダイソー・キャンドゥ・セリアの珪藻土コースターはアスベスト大丈夫？100均商品の安全性は？
目次
ニトリやカインズの珪藻土バスマットの自主回収について
ニトリやカインズの、珪藻土（けいそうど）バスマットの自主回収についてのアナウンスを見てみましょう。
＜ニトリの珪藻土バスマットの自主回収について＞
お客様にはお手数をおかけいたしますが、該当商品がお手元にある場合はビニール袋に 2 重に入れ、テープ等で封をした上で、ごみ等で廃棄せずに保管をお願いいたします。
後日、該当商品を回収の上、ご交換またはご返金いたします。
引用：ニトリ公式サイト
＜カインズの珪藻土バスマットの自主回収について＞
① 店舗へのお持ち込みが可能なお客様
お手持ちの商品をビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、最寄りの店舗までお持ち下さい。店頭にて、商品回収とご返金をさせて頂きます。② 店舗へのお持ち込みが難しいお客様
最寄りの店舗、又は、下記のお問い合せ窓口までご連絡下さい。
お手持ちの商品は、ビニール袋に入れ、テープ等でしっかりと封をして頂き、商品回収までご自宅で保管して頂くようお願い致します。その際、ごみとして廃棄したり、指定の方法以外で返却したりしないようにお願い申し上げます。引用:カインズ公式サイト
このように、ニトリ、カインズともに、アスベストが含まれている珪藻土バスマットなどはビニール袋に入れてテープでしっかり封をして、店舗持ち込みまたじゃ自宅保管というアナウンスをしています。
つまりは自宅でゴミとして捨てるのではなく、ニトリやカインズで引き取らせてください、という事ですね。
厚労省からも、
石綿含有の可能性があることが判明した製品をお持ちの方は、販売者が回収しますので、回収方法などについて、以下の販売者（ニトリ）の問合せ窓口にご連絡下さい。
ごみ等で廃棄したり、販売者指定の方法以外で返送したりしないようお願いします。
と発表されてまいす。
ですので大前提として、今回のアスベストが含まれている珪藻土バスマットの捨て方としては販売者（ニトリやカインズ）に回収してもらうのがベストな方法になります。
でもそれは分かっているけど、「カインズやニトリが遠い」、「返金のためだけに行くのは面倒」「アスベスト混入のバスマットを早く処分してしまいたい」などの理由で自分で捨てられるものなら捨てたいですよね。
分かります！
では次に、アスベストが混入している珪藻土バスマットの捨て方は？家庭ごみで出せる？という所をチェックしていきたいと思います。
珪藻土バスマット（アスベスト混入）の捨て方は？家庭ごみで出せる？
珪藻土バスマットの捨て方として一般的な認識としては、
- 陶器類と同じ扱い
- 自治体によっては不燃ごみ
- ごみ袋に入るくらいのサイズに割って捨てる
という感じです。
でもこれはあくまでも、アスベストの心配がない珪藻土バスマットの話です。
ではアスベストが混入していると分かっている珪藻土バスマットの捨て方は、どうすればよいのでしょうか？
珪藻土バスマット（アスベスト混入）の捨て方は？
自治体によって取り扱いが違うので、まずは兵庫県神戸市や愛知県名古屋市を例に出してご紹介していきたいと思います。
＜兵庫県神戸市＞
アスベスト含有家庭用品を廃棄する場合は下のリストを参考に廃棄してください。
- 分解せず、そのままの状態で出してください。
- 45リットルの指定袋に入れて、口をしっかり結ぶことができない大きさのもの、単品で5kgを超える重さのものは大型ごみになりますので、事前に大型ごみ受付センターに電話で収集の申込みをしてください。（有料）
- 45リットルの指定袋に入る大きさのもので単品で5kg以内のものは、燃えないごみの指定袋に入れて出してください。
＜愛知県名古屋市＞
Q.家庭から出るアスベストを含むごみ処理について知りたい
アスベスト含有家庭用品の廃棄については、環境省から示された処理指針に基づき、これらの用品や家庭から出る建材等のアスベスト含有一般廃棄物を処分いたします。
なお、廃棄される際は、環境局作業課へお問い合わせください。
2つの自治体を例に出しましたが、珪藻土バスマットを含むアスベスト混入家庭ごみを出す場合、普通に粗大ごみセンターで申し込んで出せる所もあれば、事前に問い合わせが必要な所もあります。
地域の自治体によって珪藻土バスマットの捨て方が全然違いますので、自分でニトリやカインズの珪藻土バスマットを処分したい時は、お住まいの地域の情報をチェックするのが1番の近道です。
地域によっては簡単な方法で出すことも出来るようなので、お住まいの地域のルールをホームページなどで一度チェックしてみて下さいね。
ホームページを見ても分からない時は、自治体に電話で問い合わせされるとよいですよ＾＾
珪藻土バスマット（アスベスト混入）を捨てる時の注意点は？
基本的には自治体の捨て方にそって処理をすればよいのですが、アスベストが混入していますので小さく割ったりする事だけはやめておきましょう。
ニトリのお詫びとお知らせの案内にも
通常使用をしている限りは石綿（アスベスト）が飛散する恐れはなく、健康上の問題を生じさせる恐れ
はございません。しかしながら、商品を削ったり割ったりした場合、また、破損した際には石綿（アスベスト）
が飛散する恐れがございますので、ご注意ください。
と書かれています。
そして当然ですが、家庭ごみで出してしまうと返品商品がなくなるので、ニトリやカインズで返金の対応はしてもらえなくなりますね。
何を優先するかという話になりますが、対象の珪藻土バスマットなどをビニール袋に入れてガムテープなどでとめて自宅で保管しつつ、時期を見てニトリやカインズに持っていくのが一番よさそうです。
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まとめ
珪藻土バスマット（アスベスト混入）の捨て方は？家庭ごみで出せる？と題して、ご紹介してきました。
アスベスト含有の珪藻土バスマットの捨て方は含まれていない珪藻土バスマットと捨て方が違いうので、注意が必要です。
処分の仕方は自治体によって大きく違いますので、必ずお住まいの地域の自治体の捨て方を確認してくださいね。
ホームページを見ればかなりの確率で「アスベストを含む家庭用品の破棄について」などというタイトルで、捨て方（処分の仕方）が書かれています。
可能な限り、アスベスト含有の珪藻土バスマットはビニール袋に入れてガムテープをしたあと保管しておき、ニトリやカインズ指定の方法で返品するのがベストでしょう。
でも諸事情でニトリやカインズに行けない、急いで処分したいという事もあると思いますので、そんな時はぜひこの記事の捨て方を参考にしてみて下さい。
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