お孫さんの初節句、おめでとうございます。
せっかくの初節句ですからお孫さんはもちろん、パパやママも笑顔でお祝いできるように、おじいちゃんおばあちゃんからのお祝いは重要です。
それぞれの家庭の状況によりますが、お孫さんのパパとママに一番喜ばれるお祝いの渡し方は3月ごろに「これで5月人形などを買ってあげて」と現金を渡すこと。
その金額は、購入予定の5月人形などの価格を両家で折半した額がよいですよ。
その理由と、お祝いの渡し方の他の方法をこれからご紹介していきます。
目次
祖父母が贈る初節句のお祝いで喜ばれるものは?いつ渡すのが一般的?
こんなことを言っては身も蓋もないようですが、パパとママにとって一番うれしいお祝いはなんと言っても現金でしょう。
祖父母にとっても孫の初節句はとても嬉しい事ですが、パパとママはもっともっと嬉しく思っていて、どんなふうにお祝いしてあげようかとあれこれ考えていると思います。
その気持ちを尊重し、さらに支援するという意味で現金を贈るのが最もよい選択だと言えるのです。
五月人形などの購入代金という意味合いでお祝い金を渡すのであれば、3月より早い時期に渡すのがベスト。
理由は3つあります。
節句飾りは短くても1~2週間以上、一般的には4月上旬からの1か月程度かざるのが良いとされています。つまり4月上旬にはすでに用意されている必要があるというわけですね。
ちなみに前日や当日に飾ることは「一夜飾り」と言い、縁起が悪いと言われています。
子どもに降りかかる災厄を代わりに担う役割の人形ですから、しばらく飾っておかなければ意味がないというところからきているようです。
名入れ、家紋入れには1か月ほどの期間を要します。
長く感じるかもしれませんが、節句飾りは多くの人が同じような時期に購入するため、名入れも順番待ちになってしまうのです。
遅くなればなるほど予約が立て込んで時間がかかる場合があるので、ギリギリにならないように準備したいですね。
お気に入りのものを購入するためには、早め早めに行動する必要があります。
ひな祭りが終わると、店頭には五月人形などの「端午の節句の飾り」が並び始めますよね。
それらを眺めたことがあればお分かりだと思いますが、一口に兜、五月人形と言ってもそれぞれに表情や、細工が少しずつ違うものです。
そしてそれらは、手作りなので同じものはいくつもありません。
選択肢の多いうちに行動することで、気に入ったものを手に入れられる可能性が高まりますよ。
パパとママが納得のいく節句飾りを用意できるように、陰ながら応援してあげてください!
祖父母からの初節句のお祝いの金額や相場は?
それでは現金を渡すとよいということは分かったけれど、次にわいてくるのが、いくら包めばいいのかという疑問だと思います。
節句飾りの価格帯を参考にしようにも、兜は約5~15万円、鎧飾り(兜、鎧、弓矢、太刀のセット)はなんと約15~30万円と言われるほど幅広いのです。
また、古くからの慣習として父方の祖父母は5万円以上、母方の祖父母は10万円以上という考え方もありますが、最近では両家のお祝いの額に差をつけないことが多いと言われています。
以上のことから、祖父母からのお祝いの相場は両家とも5~15万円が一般的。
そうは言っても、5万円と15万円では10万円も差があって困ってしまいますよね。
私の考えるベストな方法は、パパとママに予算をたずね、それを両家で折半するという形です。
もしかしたらお金のことをおおっぴらに話すことに抵抗があるかもしれませんが、言いにくいことだからこそ、贈られた後に多すぎたり少なすぎたりしてもパパとママからは何も言えません。
そのことでギクシャクしてしまうくらいだったら、始めに聞いてしまった方が良いのではないでしょうか。
他には、一緒に飾りを選びに行き、支払いを済ませてあげるという方法もあります。
ただこの方法は、両家とパパ・ママがそろって出かけなければ両家のお祝いのバランスがとりにくいことや、パパとママが気を遣ってしまう場合があることがあるので、注意が必要です。
どの方法を採用するにせよ、パパとママの気持ちを一番に考えてあげてくださいね。
初節句の男の子お祝いに祖父母から欲しいもの・金額まとめ
孫の端午の節句のお祝いをいつ、いくら渡すかについて一般的な方法をご紹介しました。
実は我が家では、改まったお祝いの場はもうけず、子どもの祖父母からお祝い金などはいただきませんでした。
でも、子ども用のお菓子やちょっとしたおもちゃをいくつか送ってきてくれて、そのさりげない気遣いがとても嬉しかったです。
どんなお祝いの仕方を嬉しいと思うかは、パパとママの考え方次第。
パパママが一般論や慣習にとらわれることなく、希望の方法でお祝いしてあげられるのは、おじいちゃんおばあちゃんの理解と支援があってこそです。
お祝い金の相場などはあくまで目安として、それぞれのご家庭にあった形でお祝いをしてくださいね。
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