敬老の日って誰から誰に贈るもの?何歳からお祝いするのが正解?

敬老の日

 

敬老の日のプレゼントって、「誰から誰に贈るもの?」「何歳になったら贈るものなのかな?」と疑問に思っていませんか?

 

「敬老の日」は読んで字のごとく、「老人を敬う日」。

 

ですが老人といっても年齢は曖昧で、何歳からとハッキリした決まりはないんですよね。

 

それに、敬老の日の贈り物といえば、孫から祖父母にプレゼントするものなのか、子供から親にプレゼントするものなのか、迷う所ではないでしょうか。

 

この記事ではその疑問に答えるべく、「敬老の日って何歳からお祝いするのが正解なのか」「敬老の日って誰から誰に贈るものなのか」をご紹介したいと思います。

 

ぜひ参考にしてみて下さい!

 

目次

敬老の日は誰から誰に贈るもの?由来を知れば疑問解消

 

敬老の日

 

「敬老の日ってどうやって出来たの?」、「いったいどんな日なの?」

 

それを知れば、敬老の日って誰から誰に贈るものなのか?何歳から敬老の日のお祝いをするものなのか?疑問が解消されるかもしれません。

 

早速見ていきましょう!

 

敬老の日の由来

 

「敬老の日」は、今では誰もが知る国民の休日の一つですよね。

 

その由来は、兵庫県多可群野間谷村で行われていた敬老行事の「としよりの日」が始まりと言われいます。

 

「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りていい村作りをしよう」との呼びかけで出来たのが、この「としよりの日」。

 

この兵庫で始まった敬老行事が全国に広まって行き、1964年に「老人の日」に改名され、1966年に国民の祝日「敬老の日」となりました。

 

当時は毎年9月15日だった「敬老の日」ですが、2001年の祝日法改正(ハッピーマンデー制度)によって、2003年からは9月の第3月曜日と固定になっています。

 

敬老の日

2018年は、9月17日(月・祝)
2019年は、9月16日(月・祝)
2020年は、9月21日(月・祝)

 

敬老の日ってどんな日?

 

「敬老の日」とは、としよりの日の目的が老人を労り老人の知恵を活かした地域作りだったため、「敬老の日」と名前が変わった今でも、年輩者を敬う行事として継承されています。

 

つまり敬老の日とは、「長寿を祝う日」であり、「年輩者を敬ったり大事にしたりする日」です。

 

ですから、何歳から「敬老の日」のお祝いをすると決まっているわけではありませんし、決める必要もないのかもしれません。

 

でも「敬老の日」に贈り物をしようと思っている私たちからすると、何歳からというハッキリとした年齢がないのは、ちょっと困りますよね。

 

毎年100歳に到達された方には9月15日の「老人の日」に、内閣総理大臣からお祝い状と銀杯が贈られています。市区町村によっては88歳に到達された方にはお祝い状が贈られたり、101歳以上には毎年お祝い金を贈ったりしています。

 

でもさすがにそれは、年齢が上すぎますよね^^

 

ではいったい、何歳からお祝いするのが良いのでしょうか?

 

敬老の日は何歳からお祝いするのが正解?

 

敬老の日

 

上の「敬老の日ってどんな日?」を読んでいただくとお分かりの通り、「敬老の日は何歳から」という正解はありません。

 

でもある程度の基準というか、一般的にどうなのか?を知りたいですよね。

 

昔では60歳を過ぎれば老人と呼ばれていましたが、現在では60歳はまだまだ若いです。いったい何歳からだと違和感がないのでしょうか?

 

基準に出来そうな、3つの日にちを見てみましょう。

 

老人福祉法

 

一つ目の目安は、老人福祉法で定められている年齢

 

日本の老人福祉法という法律による老人は、65才以上と定められています。また、国連世界保健機構(WHO)でも、65才以上を高齢者としています。

 

そう考えると、65才以上が老人という事になるのかもしれません。

 

何歳から敬老の日の贈り物をしようかな?と迷った時は、この老人福祉法を参考に、65才からとしてもいいのではないでしょうか。

 

でも65歳は、まだバリバリ働いている人も沢山いる年齢です。

 

自分はまだ年寄りじゃない、老人と呼ばれるのには違和感がある!という方も多いはず。

 

では、他の基準も見てみましょう。

 

運転免許証の高齢者講習を受ける年齢

 

運転免許証は、何歳になったら返納しないといけないという年齢は定められていませんが、70歳以上になると、免許証更新時に「高齢者講習」を受講しなければならないと決められています。

 

これを参考に、70歳を高齢者・老人と考え、「敬老の日」の贈り物をする年齢として考えても良いかもしれません。

 

孫が出来たら

 

年齢は関係なく、60歳以下であろうが70歳を超えてからであろうが、孫が出来たらという考え方もあります。

 

ちなみに我が家は、これです^^

 

我が家は、子供が幼稚園に入った頃から、子供から私の両親、夫の両親にプレゼント(といっても小さい頃は、お絵かきしたものやメッセージカードなどです)を贈っています。

 

海外にも「祖父母の日」という日を設けている国がいくつかあって、その日は年齢に関係なく、孫がいる祖父母に対して感謝を伝える日になっているようです。

 

敬老の日って誰から誰に贈るもの?

 

敬老の日

 

上に書いた通り我が家では、「敬老の日」のプレゼントは孫から祖父母に渡しています。

 

ですが本来「敬老の日」とは、上にも書きましたが「長寿を祝う日」であり「年輩者を敬ったり大事にしたりする日」です。

 

ですから、孫から祖父母にプレゼントを渡すのはもちろんOKだし、子供から親に渡してもいいわけですね。

 

もちろんお世話になっている人にでも大丈夫!

 

ご両親に自分でプレゼントを渡して、日ごろの感謝の気持ちを伝えるのも素敵だと思いますよ。

 

「敬老の日のプレゼント」と別に言わなくてもいいですよね。さりげなく、食事を一緒に・・・とレストランに誘うのも良さそうです^^

 

敬老の日に贈らない方がよいプレゼントを、下記の記事にまとめています。こちらも参考にどうぞ!

敬老に日

敬老の日にハンカチをプレゼントするのはNG?贈らない方がよいもの5つ

2020年8月17日

 

まとめ

敬老の日って誰から誰に贈るもの?何歳からお祝いするのが正解?と題して、ご紹介してきました!

 

「敬老の日」に贈り物をする年齢は、なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?

 

贈りたいと思っている相手に事前にそれとなく確認するのが一番ですが、無理な場合は、ご紹介した3つの年齢で検討してみて下さい。

 

  • 老人福祉法に基づいて65歳から
  • 運転免許証更新時に高齢者講習を義務付けられる年齢の70歳から
  • 年齢に関係なく孫が出来たら

 

「敬老の日」のプレゼントは、誰から誰へという決まりはありません。日頃お世話になっているお年寄りの方がいれば、その人に渡してもいいですね。

 

参考になれば幸いです。



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