関西の「厄払い(厄除け)」で有名なお寺(寺院)を5つご紹介します。
厄年の時って「物事が上手くいかない」とか「悪い事がおきる」とか、言われていますよね。
それって気持ちの問題じゃない?と思いながらも、万が一にでもそんな可能性があるのなら、出来ることなら避けたいと思いませんか?
そのために祈願祈祷することを、「厄除け・厄払い」といいます。
厄払い(厄除け)に行っておいたら良かった・・・と後で後悔しないためにも、「しっかり厄祓いしてくれる」厄払いで人気の有名なお寺をご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
目次
厄年って何歳?何月ころに厄除け祈願に行くべき?
厄年は何歳?
厄年の年齢は、男性と女性で異なります。
本厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされています。
その前後の年が「前厄」「後厄」と言われており、「本厄」と合わせて3年間が厄年です。
生まれた年を1歳とし、あと新年を迎えるごとに1歳ずつ加えた年齢。
引用:デジタル大辞泉
つまり生まれたその日が1歳で、お正月に1歳年齢を重ねるという数え方になります。
自分の数え年を知りたい時は、満年齢(実際の年齢)にお正月~誕生日までは+2歳、誕生日当日~12月31日までは+1歳してみて下さい。その年齢が数え年です。
何月ころに厄除け祈願に行くべき?
厄除け祈願に行く日は、一般的に元旦~節分(立春の前日:2月3日ころ)までに行くのが良いとされています。
なぜ節分までなのか??と思いませんか。
節分までと言われているのは、旧暦では立春(2月4日)が年始と定められており、その日から次の節分(2月3日)までが1年と考えられていた事が関係しています。
つまり、旧暦の元旦にあたる立春に新年の神様をお迎えするために、旧暦の大晦日にあたる節分までに「穢れ」や「厄」を払うために、厄払いをしたというわけです。
それが現在でも残っており、今でも「節分までに・・・」と言われているわけですね。
それでは次に、関西で人気がある「厄除けの有名なお寺」をご紹介していきます。
関西の厄除けで有名なお寺「門戸厄神東光寺(松泰山東光寺)」
関西で一番の厄払い(厄除け)スポットと言われている「門戸厄神東光寺(もんどやくじんとうこうじ)」。
通称、門戸厄神。
空海(弘法大師)が作った「厄神明王像」が境内の厄神堂に祭られており、毎年「厄除開運」を願う人々が多く訪れるお寺です。
毎年1月18日、19日には『 門戸厄神 厄除大祭 』が行われ、1年の無事をお願いするために、関西一円から数十万の人が参拝に訪れます。
とにかく、厄除け・厄払いで大人気のお寺なのです。
1月17、18、19日は門戸厄神が1年の内で一番にぎわう日のため、門戸厄神周辺は交通規制が敷かれます。
普段は無料で開放されている駐車場も、全面閉鎖となりますのでご注意くださいね。
門戸厄神では、厄除け・厄払いのご祈祷は一年中毎日10時~16時で行われていますが、門戸厄神HPにも「厄除けは、年明けから節分頃までに受けられるのが良いとされています」と書かれていますので、厄払いはその時期の都合の良い日に行かれると良いと思いますよ。
門戸厄神の公式ホームページでは、簡単に厄年がわかる判定プログラムが提供されています。
もし自分が厄年かどうか自信がない時は、ホームページにアクセスしてチェックしてみて下さいね。
【所在地】
〒662-0828 兵庫県西宮市門戸西町2番26号
電話:0798-51-0268
【電車でのアクセス】
- 阪急今津線・門戸厄神駅下車、北西へ約700m(徒歩約10分)
- 阪急「西宮北口駅」からタクシーで約10分。
【駐車場】
有り(9時~17時)・無料
※ただし1月17日~19日は交通規制があり、駐車場も閉鎖されます。
【公式サイト】
関西の厄除けで有名なお寺「成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)」
成田山不動尊(なりたさんふどうそん)は、交通安全を祈願するお堂を日本で初めて建設した寺院で、特に交通安全祈願が有名なお寺です。
ですが「交通安全祈願」だけでなく「厄除け祈願」も有名ですので、普段よく車を利用されているなら、成田山不動尊に厄払いに行かれるといいかもしれないですね。
年間20万台のご祈祷車と、200万人を越す参拝者が訪れる人気のお寺です。
成田山不動尊は本尊に不動明王が祭られており、護摩供祈祷(ごまくきとう)が行われます。
護摩供祈祷(ごまくきとう)とは、護摩木という特別な薪をたいて本尊に祈る真言密教の秘法だそうで、願いを清らかなものへと嵩(かさ)め、成就を祈るご祈祷です。
成田山不動尊では2月4日~2月末までの期間で、『厄除け祈願大祭』が行われますよ。
厄除けのご祈祷は上記の期間以外でも受け付けされていますが、2月4日~2月末の期間の土曜日(一部を除く)・日曜日・祝日は、特別スケジュールにて実施されています。
ご祈祷の開始時間などは成田山不動尊のホームページに記載されていますので、行く前にチェックしてからお出かけしてみて下さいね。
【所在地】
〒572-8528 大阪府寝屋川市成田西町10番1号
電話:072-833-8881
【電車・バスでのアクセス】
- 京阪「香里園」駅から徒歩約15分
- 京阪「香里園」駅から京阪バス「成田山不動尊前」下車すぐ
【駐車場】
300台収容できる駐車場有り
※初詣期間中(12月31日~1月3日)には、近隣道路にて交通規制が行われます。
【公式サイト】
関西の厄除けで有名なお寺「清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ」
清荒神清澄寺に厄払い行ってきた pic.twitter.com/wH1ZOm8DQ1
— ゆりえ (@2msmtyre01) February 16, 2017
創建1100年で、ご本尊の大日如来坐像が国の重要文化財の指定を受けてる「清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)」。
通称、清荒神(きよしこうじん)。「荒神さん」と広く親しまれているお寺です。
清荒神清澄寺に厄除けに行くと、「厄除開運火箸」をいただく事が出来ます。これが人気なんですよ。
祭られている三宝荒神は火の神なので、この火箸は「厄年である三年間、厄をつまみ取ってくれる」そうです^^
厄除火箸は前厄から受けられ、本厄、後厄の3年間、神棚もしくは各自の寝室の高いところ(東か南向き)にお祀りします。
そして厄が明けたら荒神様の火箸の納所に納めて、お礼詣りをすると良いそうですよ。
厄除けのご祈祷、厄除開運火箸(2,000円)の授与は、いつでも受付されています。
ですので、上の「何月ころに厄除け祈願に行くべき?」でご紹介したように、元旦~節分までに行かれると良いのではないでしょうか。
【所在地】
〒665-0837 兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地
電話:0797-86-6641
【電車でのアクセス】
- 阪急宝塚線「清荒神駅」より徒歩約15分
- JR宝塚線「宝塚駅」からタクシーで約10分
【駐車場】
有り(380台)・無料
※ただし年末年始には交通規制があり、車での参拝は出来ません。
【公式サイト】
関西の厄除けで有名なお寺「水間寺」
前厄なので水間寺にて厄払いしてもらいました〜 pic.twitter.com/6RrzenOklF
— もとー@400x (@Spyair0419) February 25, 2017
水間寺(みずまでら)は大阪府貝塚市にある天台宗別格本山のお寺です。
通称は「水間観音」。
水間寺は昔から「厄除けの寺」として人気があり、毎年多くの参詣者がお参りに訪れます。
「厄除け」でとても有名なお寺なんです。
ご本尊は聖観世音菩薩で、そのご宝前において厄払いのご祈祷をしてもらえますよ。
毎年2月3日には、豆まきと併せて厄除けの餅まきも盛大に行われますので、この日にいけば厄除けはもちろん、福ももらえそうですね。
【所在地】
〒597-0104 大阪府貝塚市水間638番地
電話:072-446-1355
【電車・バスでのアクセス】
- 水間鉄道「水間観音駅」から徒歩約10分
【駐車場】
第一、第二駐車場有り
【公式サイト】
関西の厄除けで有名なお寺「あびこ観音寺(あびこ山大聖観音寺)」
あびこ山大聖観音寺(たいしょうかんのんじ)は、今から千四百二十余年前(西暦546年)に創建された、日本で一番古い観世音菩薩の寺院です。
通称、あびこ観音。
日本最古の厄除祈願所とも言われており、厄除けのお寺として大変有名なお寺です。
毎年1、2月には厄除けを祈願するため多くの人があびこ観音に参拝に訪れるのですが、最も混雑するのは、「節分厄除大法会」が行われる2月1日~2月7日。
そして、その期間中の3日間で護摩焚き(護摩木を焚き上げる祈祷)が行われます(日にちは年によって変わります)。
参道には出店(屋台)がずらっと並び多くの人で賑わいますので、混雑は必至です。
あびこ観音といえば「厄除けまんじゅう」も有名ですので、参拝に行った際にはぜひ食べてみて下さいね。
【所在地】
〒558-0014 大阪府大阪市住吉区我孫子4-1-20
電話:06-6691-3578
【電車・バスでのアクセス】
- 大阪市営地下鉄(大阪メトロ)御堂筋線「あびこ駅」から徒歩約3分
- JR阪和線「我孫子町駅」から徒歩約10分
【駐車場】
あり
※節分厄除大法会(2月1日~2月7日)の時は交通規制が行われますので、利用できません。
【公式サイト】
まとめ
いかがでしたか?
関西の「厄除け・厄払い」で有名なお寺を、5つご紹介しました。
どこのお寺も一年中、厄除け・厄払いのご祈祷などを受付されていますが、一般的には元旦~節分までに訪れるのが良いようです。
しっかりお参りして、厄を気にしない1年にして下さいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
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