君の名はネタバレ最後まで!結末の意味や時系列・考察も紹介

君の名は ネタバレ 最後

『君の名は。』のネタバレを最後までご紹介しながら、ラスト結末の意味時系列など考察をまじえて書いています。

新海誠監督による映画『君の名は。』のストーリーは、高校生の男女の身体が入れ替わっているという内容です。

田舎の生活に嫌気が差していた、宮水家の三葉。

東京の男子高校生である瀧と入れ替わる夢を見ていた…と思いきや、それが現実だと気付いて大慌てするのです。

入れ替わった二人がどうなるのか?

『君の名は。』のネタバレを最後までしつつ、ある日を境に入れ替わりが無くなった理由から、ラスト結末の意味時系列などの考察をご紹介していきたいと思います!

 

目次

君の名はネタバレ最後まで!ストーリーを紹介

『君の名は。』のストーリーのあらすじをネタバレしながら前半・後半に分けて、ご紹介していきます。

 

君の名はネタバレ最後まで!ストーリーの前半

神職を担う宮水家の長女・三葉(みつは)は、妹の四葉(よつは)に起こされて朝食へ。

ニュースでティアマト彗星が来月に近づくという放送を見つつ、学校へ行きます。

学校へ行くと、友人の勅使河原(てしがわら)や早耶香(さやか)に「昨日は名前も席も忘れていた」と言われて不思議に思いました。

その夜、神職の務めで、口噛み酒を作る儀式をする三葉。

しかしクラスメイトに儀式を笑われ田舎町に嫌気がさしていたのもあって、「来世は東京のイケメン男子にしてください!」と強く願いました。

翌朝、三葉は起きると男の子に代わっていたことに驚き、スマホを見ると司(つかさ)から連絡が来ていたため学校へ。

瀧(たき)と呼ばれる男の子になっていたことで、三葉は夢だと思いましたが、東京の風景に感激しつつ高木と司と共にお昼を食べました。

放課後はカフェに誘われて満喫しつつも、レストランのバイトに遅刻…ウェイターの業務がわからず奔走し、「ピザに楊枝が入っていた」と言いがかりを付ける客に困り果てます。

そこに奥寺先輩が助けに入りますがスカートを切られたため、三葉は縫ってあげるのでした。

その夜、スマホに日記を付けて手のひらに「みつは」と書いて就寝。

瀧も同じく三葉の身体になっていて一日を過ごしましたが、起きると元の身体でした。

しかし覚えのない手のひらの「みつは」という文字や、司たちから「昨日は変だった」と言われます。

同様に三葉も自身の身体でしたが再び昨日のことを覚えておらず、ノートを見ると見知らぬ書き込みが…。

そうして互いに夢の中の出来事だと思っていた「入れ替わった人生」ですが、三葉と瀧は本当に入れ替わっていたと気付くのでした。

週に2・3回入れ替わっていると分かったため、ルールを決めたり、日記を付けるようにしたり…そうして過ごしてきたある日、瀧は自身の身体で目覚めると奥寺先輩とデートだと知って慌てて外出。

デート先の写真展で「飛騨」の街並みを見た時、見覚えを感じつつも、奥寺先輩とのデートは上手くいかずに終わりました。

その日を境に瀧は三葉と入れ替わらなくなったのですー。

 

君の名はネタバレ最後まで!ストーリーの後半

建築を学んでいた瀧は風景のスケッチで三葉の村である湖の風景を描き、新幹線で飛騨へ。

瀧が最近変だと心配になった司と奥寺先輩が付いてきて、詳しい場所は分からないためスケッチを見せながら現地の人に聞き込みをすることに…。

するとラーメン屋で「糸守町」だと分かったのですが、3年前に彗星で壊滅していたと知って驚くのです。

図書館で詳しく調べると、三葉たちは死んだ人の名簿に載っていました。

その夜、ご神体の場所なら何かわかるのではと思い立ち、一人で向かいます。

三葉の名前も忘れかけてしまう中、口噛み酒を飲む瀧。

すると、三葉の過去が見えたことで、3年前に彼女は東京に来て中学生の瀧に会っていたと知ります。

瀧は3年前の三葉と入れ替わっていたと認識し、再び三葉の身体で目覚めたことで彗星が落ちる前に町民を避難させようと勅使河原たちを頼ります。

瀧は一人でご神体に行くと「かたわれ(黄昏)時」になり、そこで三葉と再会しましたが夕陽が落ちると二人とも元の身体に戻っていたのです。

お互いに「忘れたくない人」と強く意識しても名前を忘れていくことに気付きつつ、三葉は勅使河原に爆弾を運んでもらいます。

電気発電所に爆弾を設置して街を停電にし、早耶香には避難用の放送を頼んで町民に高校まで避難を促し、三葉は町長の父に頼んで住民避難の最後の一押しをするのでした。

彗星落下から8年が経ち、瀧はずっと「誰か」か「どこか」を探していた気がしながらも思い出せずにいました。

ある日、電車越しに三葉を見かけ、彼女も瀧を見たことで駅を降りて互いを探すのです。

出会った2人は涙を流しながら「君の名前は?」と尋ねるのでした。

 

君の名はネタバレ最後まで!入れ替わりの解説・町の歴史の考察

ここでは、身体の入れ替わりの解説や、町の歴史の考察をご紹介していきます。

糸守町の歴史と宮水家

1200年前の周期で訪れる隕石は以前にも糸守町を襲っていたのですが、”繭五郎の大火”による火事でお宮や古文書といった歴史が分かるものは残っておらず、宮水神社で祭りを開催する意味も不明なまま形だけになっていました。

宮水家は代々、ご神体へ口噛みを納め続ける一方で、三葉の母も祖母も男の人との入れ替わりを体験していたのです。

もちろん記憶を忘れていってしまうため、夢だと思っていた祖母は三葉が隕石の落下の話をしても信じてくれませんでしたが、三葉の身体に瀧が入っている時に「夢を見てるね?」と語りかけることがありました。

 

三葉と瀧がご神体で再会できた3つの理由

三葉と瀧が最後の入れ替わりができたり、ご神体の元で3年の時間を越えて出会えたりしたのはなぜか?

1つ目は、口噛み酒。

「飲んだ水が身体の中に入ると魂と結びつく」という言い伝えを祖母から聞いていた瀧は、口噛み酒が三葉の半分だと言う話と合わせて、飲めば再会できるでは無いかと考えたのです。

2つ目は、言い伝えられる「むすびの力」という神様の力。

むすびの力は「より集まって形を作り、ねじれて、からまって、時には戻って、途切れ、またつながり、それがムスビ、それが時間」と祖母が言っていたことを考えると、時間を越えて入れ替わりつつも再びつながることができることを示唆していました。

3つ目は、学校の授業や祖母の話から考察すると、黄昏時は「誰そ彼」と言い換えられ、この地域では「かたわれ時」と言われていたのに関係します。

かたわれ時は、時間が曖昧になる時間だったのです。

伏線となる話をつなぎ合わせると、三葉と瀧が時を越えて出会うことが出来たのにも納得ですね。

また、夕日が落ちきったと同時に互いの姿が見えなくなったのにも納得です。

 

君の名はネタバレ最後まで!時系列を解説!

瀧は中学生の時、電車で三葉と名乗る女の子から組み紐をもらって、その子のことを忘れつつも組み紐をブレスレッド代わりに付けるようになります。

→3年後、瀧は三葉と入れ替わるようになる

→10月4日を境に入れ替われなくなって瀧は糸守町へ

→ご神体で口噛み酒を飲む

→入れ替わっていたのは3年前の三葉だったと知る

→再び入れ替わることができ、彗星で村が壊滅する前に町民を避難させたことで三葉は無事。しかし、互いに名前を忘れてしまう

→東京で互いの姿を見て改めて「君の名は?」と聞いた

このような時系列になります。

 

君の名はネタバレ最後まで!結末の意味。時系列・考察まとめ

「君の名は。ネタバレ最後まで解説!結末の意味や考察・時系列まとめ」と題して、ご紹介してきました。

三葉と瀧が、互いの名前を忘れてしまった日から5年後に再会したラスト。

これは冒頭で、大人になった2人が朝起きるとなぜか涙を流していたシーンにつながる描き方でしたね。

こういったつながりや伏線の多さから、何度も見たくなるのが『君の名は。』の面白さといえます。

何より二人の恋の行方も気になるのが、見入ってしまう理由の一つ!

それも踏まえて、映画を見た人と色々なシーンを考察し合ったり「そうなのか!」という気付きを楽しめたりする作品ですね。

君の名のネタバレを最後まで解説してきましたが、三葉と瀧の入れ替わりの物語、新海誠監督の名作の一つだと言えるでしょう^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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