小学生になった子どもが親戚から入学祝いをもらった時、お返しどうしよう?と考えるのではないでしょうか。
お返しをするというのは必ずしも常識なのか?というと、そうではありません。
子どもにはお返しが出来る経済力がないため、本来送らなくてもよいものとされています。
ですので必要かどうかは地域差もそうですが家庭によっても違いますし、それぞれの考え方によるというのが正直なところ。
まずは、自分の親族がどのようにしているのか聞いてみてください。
内祝いが必要なさそうであれば、もらった時にお子さんの方から、電話かお手紙などでお礼の気持ちをあらわすだけで十分だと思います。
この記事では、入学内祝い(お返し)をするべき、となった場合の金額や時期、のしといった一般的なマナーについてご紹介していきます。
目次
入学内祝いとしてお返しをするときの金額や時期は?
入学内祝いの金額は、もらった入学祝いの3分の1から半分が相場です。
例えば、5,000円相当の入学祝いをもらったのならば、2,500円相当のお菓子の詰め合わせ、といったような感じになります。
安すぎず、高すぎずにならないように注意し、相手側の年齢も考えながら選びましょう。
入学内祝いとしてお返しをするときの品物は?
一般的には、
- 現金
- 商品券
- カタログギフト
- スイーツ(お菓子)
- タオル
- コーヒーの詰め合わせ
などが定番です。
消耗品を選ぶならあらかじめ好みをそれとなく聞いておいた方が良いですが、コーヒーはお湯を入れるだけでサっと飲めるスティックタイプの詰め合わせが人気ですよ。
ただ小学校入学ならば、例えばランドセルだとか何万もするようなものを入学祝いとしてもらうことも考えられます(特に祖父母から孫の場合など)。
その時はあまり無理せずに、カタログギフトを送るのが無難です。
カタログギフトなら、本人が好きなものを選ぶことが出来ますし、普段なかなか買うことの出来ないものが載っているので、お返しとして見合わせることも可能になります。
また祖父母へのお返しならば、記念として一緒に旅行に行くのをお返しとするのも良いですね。
三世代で行く場合、専用のプランがあったり、割引がきいたりするホテルや旅館もたくさんあるので、調べてみてください。→楽天トラベル
入学内祝いとしてお返しをするときの品物を贈る時期は?
続いて入学内祝いとしてお返しを贈る時期ですが、入学してから1ヵ月以内か、遅くとも4月のうちに、というのが一般的です。
といってもあくまで平均ですから、会う予定がなかなか合わない時などは例えば年末年始など親戚で集まる機会の時に渡すのでも大丈夫。
ただお礼の連絡だけは、もらった後すぐにするようにしましょう。
電話や手紙・SNSなど手段は様々ありますが、例えば祖父母になら電話か手紙、同じ年代の例えばママ友にならSNSで、子どもがお礼を言っている動画を送るでも良いですね。
もらったことへの感謝の気持ちと、いただいたものは有難く使っている、ということを伝えましょう。
入学内祝いとしてお返しするときにのしは必要?何て書く?
入学内祝いを送る際には、やはりのしは必要になってきます。
現金や商品券ならば市販のご祝儀袋で良いですが、カタログギフトやお菓子といった箱モノを送る場合には、包装紙の内側にのしをかけるのが一般的です(「内のし」といわれるものです)。
水引は「何度でも結びなおせる」を意味する紅白の蝶結びにしましょう。ご祝儀袋を選ぶ際にも、水引の形には注意してください。
そしてのしの書き方ですが、上には「入学内祝」、下には子どもの名前を書きます。
その際はボールペンではなく、毛筆あるいは筆ペンで書きましょう。
包装紙にのしをかける場合なら、印刷で済むことも多いです。そちらの方が気軽でよいですね。
もし字に自信がないなら、代筆サービスを使うのも一つの手です。
百貨店でやっていたりもしますが店によるところがあるので、ネットでのサービスを使うのが無難だと思います。
また、のしに加えて、お子さん本人が書いたメッセージを添えるとさらに良いと思いますよ^^
「ありがとうございました」と一言、簡単なもので構いませんので、ぜひメッセージカードを添えてみて下さいね。
入学内祝い(お返し)をする時の金額・時期・マナーまとめ
小学校にあがる前のお子さんは、今までとはまったく違う世界にドキドキしたり、緊張したりしているのではないでしょうか。
そんな時に自分のことを気に掛けてお祝いしてくれるというのは、幼心にも嬉しいものだと思います。
私も小学校の入学祝いというのは、人生の中でもかなり印象に残っていますよ。
贈る側である親族やお友達にとっても、赤ちゃんだったあなたのお子さまが「もう小学生になるのか・・・」と感慨深い気持ちでいる事でしょう。
お子さまにお礼の気持ちを伝えさせることは、大人になってから役に立つことでもあります。
しっかりと、お祝いへの感謝の気持ちを形にしましょう。
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